4月…新しいランドセルをしょった子どもたちの姿がかわいらしいですね。この子たちはちょうど、乳歯から永久歯へと生えかわっているところだと思います。生えてきた永久歯、絶対にむし歯にしないようにしてほしいと願っています。 若気の至り...。 これから永久歯がどんどん生えてきて、だいたい12歳くらいで生えそろい、親知らずを除くと、成人の歯の数は基本的に28本。その後、むし歯や歯周病などで歯を失っていくわけですが、「80歳のとき20本の歯が残っているのが理想的」といわれています。 若い頃に歯を抜いたままにしていたところ、歳をとるにつれその周辺の歯もガタガタになって抜くはめになった、とか、ブラッシングの習慣が不十分だったため歯周病になって、歯は元気なのに抜くことになったなど、「若気のいたり」が後々たたっている例が多いのです。 先進国でも最下位の成績...。 厚生省の調査でも、80歳で平均4.5本しか残っていません。つまり「8020」どころか「8005」にも満たない惨澹たる結果なのです。スウェーデンが「8020」、アメリカ合衆国が「8013」を誇る中、先進国で最下位なのが日本の現状。私が憂えるわけがわかったかな? 「8020」という数字を幻のものにしないために、きょうから「予防」を心がけて生活しましょう! |
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