牛乳のこわ〜い話 パート2 |
前回に続き、牛乳のこわ−い話です。 牛乳=カルシウムと思っていませんか? カルシウム不足を補うために牛乳を飲む人が多いようですが・・・・・ 牛乳を飲むと、体からカルシウムが反対に減ってしまうという意見が多くあります。牛乳を飲むと、体内のカルシウム濃度が高まり、カルシウム過剰になり、体の恒常性の維持機能により、カルシウムが排泄されてしまうのです。牛乳を飲めば飲むほど、実はカルシウム不足になってしまうことが起きてしまうのです。 牛乳をもっとも多く飲む北ヨーロッパでは、骨折が世界でトップレベルに多いようです。牛乳のほとんど飲まない南アフリカやパプアニュ−ギニアでは、骨折はほとんどないという報告があります。日本も戦後、牛乳を多く飲むようになったために、骨折が増えたという意見もあります。 牛乳を飲んでカルシウムを取るより、野菜、小魚、海藻類、穀物などを食べてゆっくり吸収される形態での摂取のほうが、どうも体にいいのかもしれません。 あと牛乳を飲むと、お腹をこわすことがありませんか? 前回も書きましたが、牛乳を分解する酵素が日本人にはないからです。特定のヨーロッパ人を先祖にもつ民族を除き、世界の各民族の50%の人々がこの乳糖不耐性であるようです。特に日本人は85%と高率で、多くの日本人にとっては、牛乳などの乳製品は、体に合わないということが言えるのかもしれません。 牛乳に関してはいろいろ意見がありますが、究極の健康法として牛乳がよくないという意見をあえて紹介しました。 Dr.島田も牛乳は飲みませんが、チ−ズは大好きです。ワインのつまみには、最高ですね。 |
<2009.5.15> |
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