歯科医に出来ること、理学療法士に出来ること

さんのお宅に行くのは、もう1年ぶりです。
時々、Hさんのおうちに行って入れ歯の調整をしてきました。
「入れ歯の調子はどうですか?」
「調子はいいですよ。でも最近、食がすすまなくて。」とHさん。
そういえば、Hさん少し痩せたようです。元気もありません。

さんが初めて来たのは、もう10年も前のことです。重度の歯周病でしたので、歯を抜いて入れ歯を作りました。 入れ歯の調子が悪くなると時々来て、入れ歯の調整をしました。しかし、3年ほど前に脳梗塞で倒れ半身麻痺になってしまい、退院はしましたが、おうちで寝たきりの生活になってしまいました。

調が悪いのか、食事の量がだんだん減ってきたそうです。なんとかHさんに元気になってもらいたい。食事もちゃんととってもらいたい。何かできることはないだろうか?

さんは介護保険で理学療法士(PT)のリハビリを受けてます。そのPTと相談して、食事前に首のストレッチをして首のはりをとり少しでもリラックスするようにしました。また、在宅サ−ビスの看護婦・歯科衛生士と連絡をとり、Hさんについてミ−ティングをしました。
 これからHさんに関わってる医療関係者と連絡とりながら、できることからやらなくてはと思うDr.島田であった。
<2001.11.21>

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