| ランク付けの時代がやってくる!? | ||
実は21世紀前半、医療保険が破綻寸前になり、医療事故が多発し、歯科医師の増加がピ−クになり、とうとう医療ビックバンがきました。保険治療が全面的に見なおされ、大改革が行なわれました。 保険治療のほとんどは予防にまわされることになりました。21世紀には毎日の歯ブラシと歯科医院での予防処置によりむし歯は完全に予防できるようになり、その結果むし歯は患者さんの責任となり、治療は自己負担となりました。歯周病の治療は、初期の治療は保険治療が適用になり３割負担ですみますが、重度になってしまうとまた自己責任となって自己負担になってしまいます。 JDJ（日本歯科医院監査機構）というものができました。厚生省と歯科医師会とは完全に独立した歯科医院のランクをつける公的機関です。毎年、歯科医院の治療・衛生・設備・歯科衛生士の有無など厳しく調べ、５段階にランク付けします。治療費も星の数によって決まります。五つ星歯科医院ではしっかりした治療が受けられますが費用が高くなります。 歯科医師の免許も厳しくなりました。国家試験に受かるには何年もかかります。 歯科医師になってからも毎年試験があり、点数が公表されますのでたくさん勉強しないといけません。 そういえばむかしお父さんがよく言ってたな。これからの医療は本当に厳しくなっていくよ。でもしっかりまじめにやる先生にとってはいい時代になるはずだと。
・・・しかし、2001年５月の時点ではDr.島田はまだ独身であった。 |
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| ＜2001.5.9＞ |
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