必要な介護は何か、真剣に討議
介護認定審査会 その1
介護保険が今年から始まりました。Dr.島田は介護認定審査会の委員もしています。

査会って? 介護保険って?まず介護が必要な方は、地方自治体に申請をします。そしてケアマネジャ−が訪問し、実態調査をします。たとえば、歩けるのか寝たきりなのか、ひとりでお風呂にはいれるのか、食べれるのか、などいろいろ調べます。実際は時間がないので聞き取りになるようです。その調査結果をパソコンにいれると、どのくらい介護が必要かがでてきます。

査会は、そのパソコンの結果とかかりつけ医の診断書から検討し、必要な介護のレベルを決定します。審査会のメンバ−は、医師・歯科医師・特養老人ホ−ムの方などの介護の専門家です。審査会は、2時間。30人〜40人の方の介護を認定します。冷静に事務的に処理していかないと時間がありません。

かることは性別、年齢、調査結果、パソコンの結果、かかりつけ医の診断書。会ったことのない人のことを会議で決めます。審査は淡々と進みます。本当に必要な介護を決めるのはとても困難です。介護が少なければ生活に支障がでますし、多ければ負担金が多くかかってしまいます。

んな真剣な顔をしてます。少ない資料から真実を知ろうと必死です。では、実際の会議をのぞいてみましょう。(次回につづく)
<2000.11.15>

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