2000.8.25 更新 |
高齢者の歯や口腔はどのようになっているでしょうか?日本歯科医師会では高齢化社会を迎え、少しでも健康で快適な生活が送れるよう全国の歯科医と共同で8020運動という啓蒙運動を展開しています。 これは80歳まで20本の歯を残し、健康の源である食生活が潤滑に行われ楽しいものであっていただきたいとの願いから行っているものです。しかし残念なことに日本人の80歳での残存歯数は4-5本と言われています。また全く歯が無くなってしまい上下とも総義歯になっている人は約半数にのぼると報告されています。 以上のような現状ですから高齢者の口の中には被せ(クラウン)、ブリッジ、局部床義歯(部分入れ歯)あるいは総義歯(全部入れ歯)とさまざまな補綴物が入り、機能を回復してあります。しかし入っているものが複雑になればそれだけ汚れやすく、日々の清掃を中心としたケアが必要になってきます。 また中には歯が抜けてもそのままにしてあったり、歯周病に罹患していてもそのまま放置している場合も少なくありません。 |
■こんなお口になっていませんか?――高齢者によく見られる口腔の例■ |
■日々のうがいとブラッシング――お口さっぱり!のコツ■ |
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