以前この様な投書が載った。「病院へ見舞いに行ったら急に腹痛になり、ナースステーションへ行って薬をもらおうとしたら断られた。患者本位の治療をすべきだ」又、この様なものもあった。「駐車違反をしてパトカーに乗せられた。狭い車内に男の警察官2人が乗って来た。これはセクハラではないだろうか?」など、投書した人の常識を疑いたくなる。 歯科に関する投書もあった。「ある病院の歯科(珍しく実名が載っていた)では聞くところによると診療用のゴム手袋は病院の方針で1日1対しか出さないらしいのでなんとかしてほしい。」投書した人が直接見たわけでもなく、全くの又聞きなのにしっかりと実名が出てしまった。そのせいかどうか分からないがその病院は翌年倒産してしまった。 私はこの様な投書欄はマスコミの恥になると思うが、けっこうこの投書欄を毎日見ている経営者は少なくない。私もその1人であるが、この投書欄は品位を欠くが由の本音も見えてくるのである。 最近この投書欄に気になることがある。これは「態度が悪い」という解釈が少しずつ変化していることである。以前態度が悪いといえば文字通り「行動・言動等の仕事に望む態度が悪い」が一般的であった。しかし少し前では「仕事がテキパキ出来ない」のも態度が悪いのに仲間入り(?)した。 そして最近ではたとえ仕事が出来ても「愛想がない」「無言で応対する」「聞かれたことしか答えない」…これ等も今では全て“態度が悪い”のに含まれるのである。 ミーティングの時、時々私はこのことをテーマにするが、スタッフには今一つ分かってもらえなかった気がする。当地は全国的にも有名な観光地をいくつも抱えている。しかし旅行会社の人に言わせると「自然一流、建物二流、サービス三流」だそうである。ヒトの教育でもどこも苦労しているらしい。 | |
| <2001.7.31> |
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