第9回 離乳の進め方(その2)
 『離乳食の上手なステップアップによって、噛んだり飲み込んだりする運動が、きちんと身につき、歯やあごがしっかりと育っていく』ということを知り、離乳食の大切さに気付いたデン子さん。前回にひき続き、今回は、離乳の中期(7〜8ヶ月頃)・後期(9〜11ヶ月頃)について調べてみました。
3) 離乳の中期(だいたい7〜8ヶ月頃)
 スプーンから上手に取り込んだ食べ物を、舌と上顎の前の方で押しつぶす動きが見られ始めると、中期のサインですって。この時期の食べ物は、舌を上顎に押し当ててつぶれる程度の軟らかい食材、つまり豆腐や煮野菜などが良いみたい。適度な大きさにして、お口の前方でつぶしやすいように、唇でパクっと取り込めるような与え方をしましょう!
4) 離乳の後期(だいたい9〜11ヶ月頃)
 舌で押しつぶすのが上手になると、それよりも硬い食べ物に対して、口の中で舌が左右に動き、どこかでつぶそうとする動きが見られるようになるんですって!このような動きが、下顎を左右に動かし、すりつぶして唾液と混ぜ合わし飲み込み易くする『咀嚼』のスタートになるそうです。こんな様子がみられたら、食べ物の硬さを、上下の歯ぐきでつぶせる程度の硬さに工夫しましょう。
(参考資料:歯と口の健康百科)

 な〜るほどねぇ〜! 私達は、毎日当たり前のように「食べる」という行動をとっているけれど、それはまさしく、家族の愛に支えられた力そのもの!
  今日のお夕飯は、しっかり噛み締めていただくことにします。コムタンも、いつか同じ気持ちで、愛する家族と食卓を囲んでくれることでしょう!
  感動に浸ってしまうデン子さんでした。
  次回は、いよいよクライマックス!ただ今コムタンが真っ只中の、離乳完了期を、レポートいたしま〜す。

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