第8回 離乳食の進め方(その1)
 乳歯のときから、歯の生え方にあった食べ物をタイミングよく与えてあげないと、噛んだり飲み込んだりする運動が、上手にマスターされず、歯やあごの発育に問題を起こす可能性があると知り、離乳食の大切さに気付いたデン子さん、離乳食について調べてみました。
1) 離乳の準備期(だいたい4〜5ヶ月頃)
 手当たり次第なんでもお口に入れるのは、お乳以外の食べ物(固形物)を受け入れる準備なんですって。
 こんなサインを見つけたら、スプーン慣らしをはじめるといいのね!なんだか悪いくせがつくのかと思って心配だったけど、心配せずにやらせるといいのだそうです。指しゃぶりも気にしなくていいんだそうです。
 離乳食としての第一歩は、果汁や薄味のスープ。スプーン慣らしのつもりで始めましょう。
2) 初期(だいたい5〜6ヶ月頃)
 くちびるをしっかり閉じて、舌をお口の天井につけて飲み込む――私たち大人が当たり前にしているこの動作は、赤ちゃんの時に練習して覚えた動きなのですって。
 粒のないヨーグルト状のものをスプーンでお口に入れてあげると、くちびるを内側に巻き込むようにしてお口の中に入れることができるようになります。だから、まだうまく食べられないからといって、スプーンで口の奥のほうまで入れてあげたりすると、くちびるを閉じる機能の発達を妨げることになるのだそうです。  
ひと手間かかる離乳食。でも、そこには想像していた以上に、深い意味があることに、感心するデン子さん。 離乳中期・後期・完了期編についても調べてみることにしました。
家事に追われる日々、あんまり神経質になるのも考えものですが、「離乳食とお口の関係」がわかっていれば、むやみに心配せずにいられるから安心。雑誌などを参考に、楽しみながらステップアップをはかりたいものですね。

コムタンが生まれてもうすぐ1年。コムタンと一緒に成長してきたようなふんわりとした気持ちのデン子さんでした。

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