第1回 ママのおなかにいる頃
 「生まれてくる赤ちゃんは、健やかであってほしい。」・・・親としての一番の願いですね。健康は、生きる目的ではありませんが、毎日の豊かな生活のための手段です。口は健康の源。まずは、むし歯のない、良い歯の赤ちゃんをめざしましょう。ママの妊娠中の頑張りで、一生むし歯ゼロも夢ではありませんよ。


むし歯は、細菌による感染症。無菌状態で生まれてきたのに、いったい何処から、ばい菌がやってくるのかしら? むし歯菌の由来は、なんと!母親である可能性が高いのです。 子どもの持っている細菌の性状は、母親のものと同じで、他の家族のそれとは、異なっていたことが確認されています。



つわりで、歯みがきが辛かったり、甘味嗜好が強まったり、ホルモンの影響で歯肉に炎症が起こりやすくなったり。妊娠中は、お口の環境が悪化しやすい時期です。 けれど、こんな時だから、生まれてくる赤ちゃんのためにも、お口の清掃を怠らないようにしたいものです。 ちょっとした工夫、参考になるといいな?!  
  • 小さめの歯ブラシ
  • 香料の少ない歯磨剤
  • 顔を下に向けて磨く
  • 奥から前へかき出すように磨く
  • 体調のいい時間に磨く

安定期に入ったら、歯科医院をたずねて、お口の健康診断を受けましょう!
きれいな口元のママに育てられた赤ちゃんは、良い歯で過ごすことでしょう!



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