| 2004.10 |
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お口の健康づくり教育の成果と一般の健康意識の高まりから、「歯科疾患実態調査」等の統計上は、乳幼児から学童期までの子どもたちのむし歯は確実に減っています。ところが最近、むし歯になりにくいはずの下の前歯が、むし歯になっている子どもがたくさん発見されています。原因を探っていくと、水分補給として乳児のころから市販のイオン飲料水(スポーツドリンク)を飲んでいることがわかってきました。イオン飲料水にはカリウムやナトリウムなどのミネラルが含まれており、からだの水分に近いため吸収されやすいのが特徴です。激しい運動や下痢などで水分が急激に奪われたときは、回復に効果を発揮します。 |
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しかしこのイオン飲料水、むし歯の原因となる砂糖や果糖などが入っているものが多く、しかもpH3.6〜4.6という酸性度の高い飲みものです。子どもの歯はpH5.7で、大人の歯でもpH5.5で歯のエナメル質が溶け出しますから、イオン飲料水を絶えず飲む人は、お口の中をむし歯になりやすい環境にしているのです。 コマーシャルから健康的なイメージが強い「イオン飲料水」ですが、選び方・飲み方(飲ませ方)には注意が必要です。その特性を良く知って上手に利用しましょう。 |
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