最近、テレビ番組、健康雑誌などで、疾病治療(主に手術)のスペシャリスト『スーパー・ドクター』の特集が組まれています。超が付くくらいの難症例の患者さんが治癒され、元気になる姿を見ると、その凄腕に感激してしまいます。その反面、患者の皆さんが、成功するのが当然と考えてしまうようになるのは危険かなと考えてしまいます。
歯の形状も、根の中の構造も、噛む力も、噛み合わせも個人個人で実に様々です。また、治療にいらっしゃった時点でのむし歯、歯周病の進行状態も様々です。 また、せっかく我々も患者さんも頑張って治療が完了したのに、その後の定期的なメインテナンス=予防管理に来院されず、また元の木網(もとのもくあみ)に戻ってしまったという事例も多々見受けられます。一生懸命に通院して、さんざん痛んだり、見た目にコンプレックスを感じていたのも解決したので、治療が終了した後に安心してしまうのでしょうか?「もうダメになってしまった」とか「何年かしかもたなかった」と言われて来られる患者さんの多くが予防管理を受けていらっしゃらないのも事実です。 いつもお話をしているように、歯科の治療は決して元の状態に戻った訳ではなく、人工の材料で修復したことに間違いありません。ですから、治療完了後のメインテナンスは欠かすことはできません。成人の方の治療はもちろん、お子さん方の治療も同じです。 お子さんの治療においては、お母さん、保護者の方の働きかけが必要不可欠です。乳歯のむし歯の治療が終了しても、その後には永久歯が生えて来ます。永久歯にむし歯を作らないためにも、さらに予防管理が必要なのです。 治療完了時が、予防管理のスタートです。 Dr.こみのEメール:dental@wahaha.gr.jp |
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| <2007.9.12> |
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