学校での予防歯科教育を!!
たしの医院は、1990年(平成2年)の7月に開院しましたので、16年半の月日が経ちました。当初から治療はもちろん、説明、予防歯科指導に力を注いできました。

A君が最初に受診した幼稚園児の時、お口の中は、むし歯だらけ。こっちを治療している間にあっちが腫れ、そっちが痛み、むし歯の治療が終了し、その後のメインテナンスに移るまでには、数ヶ月かかりました。もちろん、当院のシステムのひとつである予防指導はしっかりと受けました。お母さんも予防に対して無知だったことを悔やみ、多忙のときもお子さんに付き添って来院され、予防の話も熱心に聞いていました。

の後は、小学校中学年で開始した矯正治療も中学生で終わり、めでたく、むし歯の全く無い、歯並びもきれいなお口になってメインテナンスに移りました。

かし、中学生と言えば、部活動や遊びに忙しい時期。また、親の言うことにも反発する反抗期。定期的なチェックも受けに来ないので、Dr.こみも心配していました。

んな彼が最近、実に久々にご来院。大学生になったとのこと。身体も話し方も、もう大人。背もかなり高く、昔の面影を探すのもやっとでした。来院動機は、「親知らずが痛い」。恐る恐るお口の中を診ると、なんと!むし歯も無く、歯肉炎の無いきれいなお口。Dr.こみが、「すごい!A君。むし歯をつくらないようにがんばっていたの?」A君からは、私から教えられたように、食べ物、飲み物、歯磨きをがんばっていたとの返事。親知らずは抜く必要があったので抜歯し、今後は、歯周病予防のためにも定期的に通院するように諭しました。

B君もA君と同じころ、通院していました。神経質なほどのお母さんで、最初からむし歯はなく、ブラッシングも上手にできていてスタッフからも褒められっぱなしでした。その後は、A君同様、小学校中学年で矯正治療を開始し、中学生で矯正治療を終了して、めでたくむし歯の全く無い歯並びもきれいなお口になり、メインテナンスに移りました。しかし、ここまでの頑張りは、ほとんど全て、お母さんの頑張りだったのかも知れません。高校も卒業し、痛い所があると久々にご来院。恐る恐るお口の中を診ると、なんとむし歯だらけの歯肉炎で腫れぼったいお口。Dr.こみは、「ひどい!B君。なんでこんなになってしまったの?」と聞きましたが、B君は反抗期もあり、部活も休めず、それに加えて部活でのスポーツドリンク摂取や買い食いの習慣がありました。お母さんの管理の下で言う事を聞いている間は良かったのですが、私たちの声は、B君には届いていなかったようです。残念!

こで提案。厚生労働省、文部科学省を初め、保健所、教育委員会、公衆衛生、保健などにかかわっている方々、小中学校の教材(国語の説明文など)で、「歯とお口の健康」について取り上げたら如何でしょうか。しっかりと指導している歯科医がまだまだ少ない昨今、教材として予防の大切さと必要性を扱えば、誰もが予防歯科の風に触れることができます。プッシュをお願いしますよ!歯科医師会。

Dr.こみのEメールdental@wahaha.gr.jp

<2007.1.17>

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