確かに、喫煙者にとっての喫煙のメリットとして、精神、神経的に落ち着く(ニコチンの薬理作用としての毛細血管の縮小による脳内血流量低下によるもの)もあるとは思います。ストレスが多い方に喫煙者が多いのはこういった理由からでしょう。タバコを吸う自由も、喫煙による健康を害するリスクを理解された上でそのメリットからはあると思いますが。しかし、やはり喫煙者の方は、自由と権利のみを訴えているように思えます。権利をいうのならば義務(喫煙者のマナー)も重要だと思います。
ところで私の医院で禁煙をお勧めしているのは、このような理由からではありません。一番の理由は、ニコチンの薬理作用としての毛細血管の縮小がおこるため、歯肉、歯槽骨をはじめとする歯周組織へ栄養が行かず歯周病が確実に悪化するからです。産婦人科でも妊婦の禁煙を勧めています。これも胎児に栄養が行かず、早産、低体重児として生まれる事が多いからです。歯科、産婦人科領域の禁煙指導は、薬理作用からの指導であり、間違いない事実に裏付けされています。 過去の禁煙回数の多さを自慢される方もいますが、狭心症、心筋梗塞をはじめとする病気で一命をとりとめた方には、禁煙に成功している方が多いことからも、禁煙は意 志次第といえそうです。 Dr.こみのEメール:dental@wahaha.gr.jp |
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| <2005.8.3> |
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