なぜ歯科が予約診療になったかというと、通院回数が多いことに加え、診療に計画性をもたせ効率よく診療を行う意図からだと思います。しかし、せっかく予約をおとりしてその患者さんを待っていても、何の連絡もなく来院しなかったりすれば、従業員の時給をはじめとする諸経費の出費はそのままなので医院経営としては非常にマイナスとなってしまうのです。そのため、医院によっては予約確認の電話をしたり、来院されない場合に電話をいれたりなど「キャンセル防止策」に必死です。(当院は予約確認メールを受信できます。) 一方、予約をしているのに毎回待たされる医院がありますが、これはあらかじめキャンセルされる人数を見越して多めに予約を入れておくためです。診療システム、診療形態に時間の無駄がある気がします。 そして、無断キャンセル防止の究極の対策は「予約なしシステム」だとか。もちろん、歯科医院の開業している立地条件にもよると思いますが、私の医院の近くにも午前30人、午後30人と決めて、入り口脇の用紙に受診希望者が名前を書き込んでおき、その順番に再び来院して診察を受けるシステムを採っている他科の先生もいます。現行の保険を考えると、歯を削って処置をしなければ診療報酬(医院収入)もない訳ですから、来院したい人にどんどん来てもらう方式としては発想の転換のひとつとして興味深い方式かもしれません。 しかし、予約の時間にしっかり診療を受けて予防歯科の指導管理を受けたいと希望される患者さんは、「私ひとり位遅れても」という考えを捨てて、「私のために待っていてくれる」という考えに立って、予約時間に余裕をもって通院していただきたいと思います。 Dr.こみのEメール:dental@wahaha.gr.jp |
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| <2005.7.6> |
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